発達障害(神経発達症)のお子さん

発達障害(神経発達症)のお子さん

発達障害と言っても、その言葉が含む範囲は広く、
1 ADHD(注意欠如多動症)
2 ASD(自閉症スペクトラム症)、広汎性発達障害
3 学習障害(発達性学習症、限局性学習症)
などに分かれます。
そして、これらの複数の症状を抱えていることも少なくありません。
また、症状の程度も人によって違うので、一人一人まったく違う生き辛さを抱えていると思わないといけません。
学習においても一様な対応ができるものではありません。
ですから、まなびの森においても、これが一番良いと決めつけることなく、目の前の生徒にとって一番しっくりくるやり方は何かを模索しながら、対応、指導をしていきます。

 

今までにも、実際にADHD、ASD、LDそれぞれの診断を受けて当塾で学んでいた人がいます。
また、生育歴や学校での様子、塾での様子を考えた時に、おそらくそうかも知れないというお子さんもいました。
教室長は発達障害などの教育のプロではありませんが、個別指導である強みを生かして、一人一人としっかりと向き合い、できうる限りの対応をすることで、そのようなお子さんにも、楽しんで学んでもらってきました。

 

ただし、これらの障害を持っているお子さんは、こだわりも強く、気分の切り替えも苦手であることが多いので、いつでも同じペースで継続的に学べるとは限りません。
興味のある分野、得意な分野はすごい集中力でどんどん進んでいき、さらに深く理解を示すこともありますが、逆に興味の無い分野や苦手な分野では、極端に学習意欲が低下して、ほとんど進めないこともあり、定着も難しいこともあります。
教室では、極力お子さんが興味を持てるように説明をして、学習意欲を高めていけるように努めていきます。
(しかし、必ず成績が上がるなどと言う安直な約束はできないことをご理解下さい)